2015年11月17日火曜日

永眠いたしました

あっけないものです。

昨晩はいつもと同じように旦那さんに添い寝して、人間が寝てる間はケージでお休み。
尿も出ているし、一昨日は荒かった呼吸も昨日は落ち着いたので安心していました。

朝起きると、ケージのトイレの前でけいれんを起こして倒れていました。
すでに後右足は硬直して縮んだまま動きません。
前足も力が入らず、起きられません。
呼吸は荒く、時折首を持ち上げては苦しそうにあえぎます。

そのまましばらく、苦しそうにしたのち、呼吸もしなくなり、冷たくなってしまいました。

先ほど、身体をきれいにして、目と口を閉じてあげて、箱に収めました。

マレーシアで、亡骸をどのように処理すべきかもわからないので、獣医さんに相談の予定です。

昨日まで、冷えないように温めていたのに、今は臓器の腐敗を防ぐために、お腹のあたりに保冷剤を置いていますが、冷たい身体をもっと冷してしまうのは、 なんだかとてもかわいそうな気がしてなりませんが、仕方がありません。

私が今までやってきたケアが本当に猫にとって良かったのか、わかりませんが、マレーシアに来てからの数か月、ずっとそばに寄り添って、出来るだけのことができたので、それでよかったと思うことにしようと思います。

3日前の様子

少し落ち着きましたら、いろいろ振り返ったり、考えたりしたことをまとめたいと思います。

このブログを読んでいただいたご縁と思いますので、少しだけお時間をいただき、うちの猫の冥福を祈っていただければありがたい限りです。

4 件のコメント:

かさにゃろめ さんのコメント...

どう書いたら良いのか。言葉が見つかりません。

猫さんと猫さんの病気に、真摯に向き合われている記事を
ずっと読ませて頂いて、知識と勇気を与えて頂きました。

ricoyon様のお気持ちを思うと、胸がぎゅっとなります。

何をどんなにしても、ああすれば良かったかと考えて
しまうと思いますが、ずっとこちらのブログを読ませて
頂いている一読者として申し上げたい事は、

こちらの猫さんは、とてもしあわせな猫さんです。


心からご冥福をお祈りします。


ricoyon様も旦那様もお疲れだと思います。
どうかお身体ご自愛下さい。

ricoyon さんのコメント...

かさにゃろめさん、温かいメッセージありがとうございます。

私の中では勝手に、この先長いスパンで身体が動かせなくなった猫を寝たきり老人の介護の如く面倒を見ていく自分を想像していただけに、このあっけない最期にある意味驚いております。

日本ではずっと仕事をしながら猫を世話していたので、猫と寄り添う時間はそう長く持てなかったのですが、マレーシアに来てからは猫と向き合う時間がたっぷりとれたのはとても幸せなことだったと思います。

まだうちには元気な老猫2にゃん(17歳と13歳)いますので、今回の経験をもとに、猫も人間も悔いなく暮らしていきたいと思います。


匿名 さんのコメント...

我が家も昨年12月に、腎不全で13歳の猫をなくしました。
同時期に実家の白血病キャリアの3歳の猫まで腎不全を発症し
現在は自宅点滴中です。

ricoyonさんの猫ちゃんが、亡くなったうちの子と似ています。
今日は実家の猫が食欲なくなって、その対策を検索中に
こちらにたどり着き、お写真を日記を拝見して
思い出して胸がしめつけられる思いです。


お辛い中、色々と残してくださって感謝いたします。
同じようにこの病気と戦っている飼い主さんと猫ちゃんに
きっと何か助けになることと思います。

実家の猫は恐らくここ数日の寒さで、かなり体温が低いのかもしれません。
マレーシアでも低体温状態では寒くてしょうがないとのこと、
日本では当然、もっと気を付けないといけないんだと知りました。

もう、あんな悲しいことになってほしくないので
実家の猫にはまだ若い分、白血病キャリアでもなんとか頑張ってほしいいです。



またこれからもこちらを拝見させていただきます。
亡くなった猫ちゃんも、うちの亡くなった猫も
その闘病の記録は他の病気に苦しむ猫ちゃん達の助けになります。
そういうふうに、命がつながっていくと信じましょう!

ricoyon さんのコメント...

匿名さん

コメントありがとうございます。
家族の一員を自分より先に亡くすのはとても切ないですね。

長い間、仕事をしながら一人で飼っていたので、あまりケアをしてあげられなかったのですが、最期の約1年はずっとつきっきりで面倒を見ることができたのが、せめてもの救いと思っています。
その中で、今まで気づかなかったことに気づいたり、試行錯誤するうちにわかったことが結構ありました。
私がいろいろなことに気づいたのは猫の最期の時期でしたが、これをもっと早いうちからわかっていたら、ということが結構ありました。

面倒を見ながら、他の猫のケアをしている方の記録なども読み漁りました。
きっと同じことをして試行錯誤されてる方って結構多いのだと思います。

これから同じ道をたどられる方が、少しでも早く、楽にケアができれば、それは飼い主にとっても猫にとっても幸せなことです。

3歳の猫ちゃんの腎不全は切ないですね。
猫ちゃんも飼い主さんもできるだけストレスなく病気と向き合っていけますよう、遠くよりお祈り申し上げます。