2015年12月8日火曜日

腎不全猫の死因は何だったのか?

腎不全猫の最期の様子については以前の記事に書きましたが、夜間の間に何かイベントがあって、
  • 左後脚:伸びたまま固まって動かない
  • 残りの脚:力が入らずだらり
  • 大量のさらさらしたよだれ
  • 呼吸苦
の症状が出現していました。

2015年12月3日木曜日

温めることの重要性について

マレーシアは常時25℃以上の南国だから、熱中症対策にエアコンは重要、と思っていましたが、実は猫たち、結構寒がりなんだということが、分かってきました。

目安は猫が自主的に膝に乗ってくるかどうか。
人間にすり寄ってくるのは基本的に餌が欲しい時か、寒いと感じているときです。

2015年11月29日日曜日

火葬が終わり猫の遺骨が帰ってきました

遺体を獣医さんに預けてから1週間ほどで骨になって帰ってきました。
特別、遺骨に執着があるわけではないのですが、合葬か個別葬かみたいな区分だったので、何よりも遺体が傷む前に焼いてほしかったので、個別で焼いてもらい、骨となって戻ってきました。

2015年11月26日木曜日

天国の猫との往復書簡(2) 私から猫へ

りこよん(亡くなった猫)へ

りこよん、お手紙ありがとう。
18年、人間だともうすぐ90歳に手が届こうかという歳だから、寂しいけど、生命の宿命。
長い猫人生、いろんなことがあったけど、本当にがんばったね。

2015年11月23日月曜日

天国の猫との往復書簡(妄想)(1) 猫から私へ


お姉さんへ

お姉さん、18年間お世話になりました。

2015年11月17日火曜日

永眠いたしました

あっけないものです。

昨晩はいつもと同じように旦那さんに添い寝して、人間が寝てる間はケージでお休み。
尿も出ているし、一昨日は荒かった呼吸も昨日は落ち着いたので安心していました。

2015年11月15日日曜日

血圧を急に下げすぎたせい?

相変わらず低調です。

表情もダルそうな感じで、ちょっと動くと呼吸も早くなります。歩くと後足がちょっともたつき、手足は冷たいのに、湯たんぽすると、しばらくすると抜け出します。
また、皮下点滴の引き具合が遅く、後ろから見ると、ちょっとむくんでいる感じがします。

2015年11月13日金曜日

強制給餌の準備の音だけでおぇ~っとなる

引き続き低調です。
お腹は空いているようですが、餌は食べたくない。

2015年11月10日火曜日

うれしい変化 冷え性が大分解消されたみたい シトルリンの効果?

昨日は温めすぎてちょっとのぼせてしまったみたいです。
とは言っても、温め具合は今までと一緒。ペットボトルをブランケットの下に潜ませてるだけです。

さらに今日は皮下点滴後以外は保温なしで平気の様子。
肉球をさわってもほんわか温かいです。

2015年11月9日月曜日

血液検査をしてもらいました。検査データ更新しました

前の検査から3か月たったので、血液検査をしてもらいました。

こちらがそのデータ

2015年11月6日金曜日

食欲の決め手は嗅覚と胃の活動

今朝起きたら吐かれてました。。。。
たぶん、また排便しようと力んだんだと思います。

しかし、今日はちょっと違ってました。
ごはんくれ~、と一鳴き。
しかも、餌袋ごそごそしているのを今か今かと待ち構えています。
普通なら当たり前の光景ですが、具合の悪かった時期はもちろんこんな行動は無かったので、感動ものです。

ところが、せっかく餌をつぎ分けたのに、くんくん匂いをかいで、食べずにどこかに行ってしまいました。
お腹は空いてるはずなのに。。。。

まずは例のお口すっきりゼリー。
 

最近、老化なのか、腎不全で脱水気味だからなのか、匂いがあまりよくわからないらしく、食べ始めるまでにクンクンクンクン、すごい匂いを嗅いで食べたり食べなかったりその時次第。

調べると、猫の嗅覚は鼻の奥の匂いセンサー(嗅上皮)がメインで、それを増強するように鼻の頭(鼻鏡)が働いていて、湿っていた方が効率的に匂い分子をキャッチできるとのこと。
そして、鼻鏡を潤すのが鼻涙管を通って眼から流れてくる涙。

2015年11月5日木曜日

シトルリン+アルギニンのサプリ、試してみることにしました

以前、血流改善に効果があるのでは?と紹介させていただいたシトルリンとアルギニン。

~復習~
アルギニンは腎臓で作られるため、腎不全になると、産生量が低下します。血行増進作用のある一酸化窒素アルギニンから作られるので、腎不全での低体温の原因の一つにアルギニン不足があると言われています。
詳細は未解明ですが、アルギニンを口から摂取するよりもアルギニンとその関連アミノ酸であるシトルリンを併用して摂取した方が、一酸化窒素の産生量が高まると言われています。

2015年11月4日水曜日

お手製便利グッズ 市販のブランケットから脱着2秒の楽々保定グッズ作成

以前から記事の中に出てくる保定用のブランケットを紹介します。

強制給餌の際、ひっかかれまくっていたのですが、毛布をぐるぐる巻きにしたら、急におとなしくなったので、びっくりしました。
でも毛布だと大きいし、ぐるぐる巻きにするのも大変だし、結局上手にまかないとほどけてくる。
結局介助者がいないとうまくいきませんでした。

これはうちの旦那さんの発案で、作成者は私。

2015年11月2日月曜日

血中のクレアチニンや尿素窒素(BUN)は身体に悪い?-猫の腎不全における2大検査値の評価-

人間でも猫でも腎臓を病むと、まず血液検査で指標とされるのが、クレアチニンBUN(尿素窒素)

腎不全猫をケアする立場からは憎きクレアチニンとBUNですが、結論から言えば、実はこれらは体内では安全なものなのです。

そして、その値は100%腎機能を反映しているわけではないので、見方に注意が必要です。

今回はその体内での生い立ちと検査値の見方を考えたいと思います。

2015年11月1日日曜日

腎不全猫の低体温の正体は何か

先日のブログでペットボトルde湯たんぽについて書きましたが、そもそも、なぜ恒温動物であるはずの猫が低体温に悩まされなければならないのか。

2015年10月31日土曜日

そもそも、猫の慢性腎不全とはどんな病態なのか?

今日はかなり真面目に腎不全の病態についてまとめようと思います。

読むと長いので、最初にまとめをしておきます。

今日の言いたいこと


2015年10月29日木曜日

やっと出ました!便秘解消の糸口を発見

ここしばらく便が出ず、トイレに入っては吐いていたのですが、
昨日やっと出ました。

昨日から取り組んだのはペットボトル de 湯たんぽ作戦!

2015年10月28日水曜日

朝に吐いたら、そのまま低調・・・

今朝、きばった後に吐いたら、その後餌を食べなくなってしまい、 一昨日紹介させていただいたお口さわやかゼリーも力足らず。。。

点滴を早めの時間にしたものの、せっかくしっとりしてきたなあと思った鼻も今日はカピカピです。

2015年10月26日月曜日

今日から飲水量も計測します

現在、自宅で毎日120mLずつ皮下点滴中ですが、食欲も安定しつつあるので、点滴量・回数が減らせないか検討しようと思い、今日から飲水量を計測します。

一体何ccが妥当なのか、よくわかりませんが、まずはデータ収集からです。

口の中が気持ち悪いの?

昨日はバクバク餌食べれてたのに、今日は朝方にきばったついでに吐いてしまったので、朝からメランコリーで食べてくれません(´・ω・`)。

午前中はツボ押ししたり、点滴を少し早めの時間にしたりとケアしましたが、お昼過ぎても、餌を鼻先にもっていくと興味はあるらしく、鼻をクンクンさせるものの、やっぱり、いらない。と。。。。

前にも使って、効いたかどうかわからないこれをまた使ってみました。

2015年10月24日土曜日

安定してきました (=^・^=)

昨日も排便しようときばって吐いたりしていましたが、食欲は旺盛。

動きや表情も安定してきました。
とりあえず、10月いっぱいはオーバーケア気味にしっかり基礎固めをしてゆとりをもって11月を迎えたいなあと思っています。

2015年10月23日金曜日

改めて便秘対策

ウェットを強制給餌であげていた時は便秘薬などなど混ぜてあげればよかったので、ある意味楽だったのですが、今や自立して餌を食べられるようになったので(しかもドライ)、逆に便秘対策がうまくできなくなっていました。

ここ1週間くらい自力でドライだけ食べているので、いくら皮下点滴をして、自分で飲水ができていても、まだ足りないらしい。
便は強制でいろいろやっていたころのぷりっとした状態ではなくて、カサカサな感じ。

これは出すのもつらかろう。。。。。

今日から、ちょっとだけ、便秘対策追加です。

2015年10月22日木曜日

ジェラシー

相変わらず食欲もあり、元気で、脱水も前よりは改善しつつありますが、便がとても固く、きばる度ごとに、嘔吐しています。

今は消化機能が比較的良いのと、数gずつ小分けで食べているので、吐物中の餌と水分の割合は強制で食べさせていた時の嘔吐よりずっと少ないので、少し安心しています。
(それだけ、吸収されて栄養となっているので)
 吐いた後も食欲も落ちていないし。

今は便秘対策はAzodyl(BUNを下げる生菌製剤)だけですが、便がもう少し柔らかくするっと出るようにした方が良いかなあと思案中です。

今までの検査値の推移

今日は猫の検査値の推移についてです。
(クリックすると大きくなります。)

2015年10月19日月曜日

体調絶好調ヾ(^o^)丿ヾ(^o^)丿 突然好転した理由を考える

腎不全猫は一昨日から自力摂食が一気に復活して、昨日も今朝も絶好調。
週一の獣医さんの受診でも体重2.15kg。

昨晩からは水の飲水量も計量してみていますが、しっかり飲めています。

2015年10月18日日曜日

自宅 皮下点滴時のポイントと注意点

強制給餌の時は前足が自由だと、真っ先に爪で抵抗するので、ブランケットでぐるぐるにするのが必須ですが、皮下点滴は割と協力的。

首の後ろに水が入るのは嫌じゃないらしい。

2015年10月17日土曜日

食欲フィーバー中 ヽ(^o^)丿

大変です!

突然食欲が戻りました。
何と昨日の摂食量がドライで41g !!!!! ヽ(^o^)丿 ヽ(^o^)丿
ここ2か月の間で最高量です。

2015年10月16日金曜日

ブログ名変更しました

ブログ名を 「腎不全猫と生きる」から「腎不全猫ケア日記」に変更いたしました。

旦那さんに旧ブログタイトルを見せたところ、 あまりにも重すぎる、もっと明るく、前向きで積極的にかかわっている感じが伝わるような名前の方がいいよ。
と、アドバイスを受けました。

 私としては「~生きる」も十分前向きと思ってましたが、人によって、いろいろ捉え方、感じ方が違うんだなあと実感。

本日よりNEWタイトルで日々の猫の様子や、私の感じたこと、取り組みなどをお伝えしていきたいと思います。

2015年10月15日木曜日

食欲

食欲は少しずつ戻ってきています。
ドライも部屋の湿度が常時70%くらいあるので、だんだんと湿気って美味しくなくなっていたようなので、元気な猫に払い下げ(ごめん)。

どうやら餌は完全ににおいで食べるかどうかを決めているよう。
調子のよい時は、餌自体の香りで十分食欲をそそられるらしいけど、いまいちの時はより強い香りが必要らしく、鰹節が必須アイテムです。

2015年10月14日水曜日

やっと出ました

昨夜、10日ぶりに排便ありました!
しかも嘔吐なし!!

結局、私のやった便秘対策、
何が効果的なのは謎ですが、
お腹がすっきりするのはよいことです。

2015年10月13日火曜日

自宅皮下点滴の可視化 針刺しエラーを減らす工夫

8月下旬から自力飲水が無いため、獣医さんに自宅で毎日皮下点滴を勧められました。

生き物に針を刺すなんて、大学時代の動物実験以来で、ドキドキです。

2015年10月12日月曜日

引き続き便秘です

昨日も食欲ゼロ。便も出ず。
猫も人間もテンション上がりません。

2015年10月11日日曜日

一進一退

おとといはここ1か月でまれに見る食欲フィーバーでしたが、1日持たず、夜にはきばっても便が出ず、何度も吐いても胃液すらほとんど出ず、終了。。。。

2015年10月9日金曜日

猫のツボ

最近の傾向で、旦那さんと添い寝して身体がホカホカになった後は食欲が出ているよう。

私も周期的に下半身が冷えてしまうのですが、そんな時は素人ツボマスターの旦那さんに
脚にある女性の諸症状の改善の効果のある三陰交というツボを押してもらうと、押している間からもう、じわ~~っと足から全身へ身体が温まってくるのがわかるくらい効果があります。
本人曰く、ツボって触ると大体わかるらしいです。
おまけにそこが凝ってるとかもわかるらしい。

2015年10月8日木曜日

美猫になる?鼻を潤すナノケアスチーマー

どなたかのブログで、猫の鼻炎対策として、panasonicのナノケアスチーマーを使われているのを見て、とても気になっていました。

2015年10月7日水曜日

癒しの場所

うちの腎不全猫にとって最高の癒しはベッドで旦那さんに添い寝をすることのようです。

うちの旦那さん、体表温が高めなので、くっついてるとまるで岩盤浴のようにじわ~っと
あったかいのです。

2015年10月6日火曜日

強制給餌を拒絶する理由は何か?

猫に強制給餌をしていて、嫌だけど嚥下がすんなり出来る時と、こんなもの食べさせてくれるなと意識的に吐き出す時があって、単なる気分の問題か味が悪いからかなあと思っていましたが、どうやら、嘔吐すると、その餌はしばらく食べたくないように思えてきました。

2015年10月5日月曜日

便秘その後

昨日は食欲もあまりなく、ドライフードに振りかけた鰹節に反応はするものの、食指は動かず。

強制給餌のみの1日でした。

また、昨日は週に一度の受診日。
体重は2.1kg、前回より0.1kg増えたかどうか。
まあ、とりあえず、減ってないのでOK。
皮下点滴とビタミンB12の注射うって終了。

2015年10月4日日曜日

便秘対策 腎不全猫の最重要課題

猫の腎不全のケアで一番悩ましいのは便秘。
脱水で便の水分まで足りなくなって、
便が出ない!
しかも、老齢だと力が入らなくてなおさら出ない。

そして、力みすぎると胃に刺激が加わるのか、
嘔吐。
嘔吐するとさらに体力も使うし、
テンションもダダ下がり。。。。

2015年10月3日土曜日

昨日は全然ダメダメな日でした

やっと調子が出てきて、餌も自分で食べられるようになってきたなあと思っていると、突然食べなくなる。

昨日がそんな日でした。
どうやら朝方に便を出そうとふんばって嘔吐したのが原因のよう。

どうしても、嘔吐すると体調というよりはおそらく気分的にテンションが下がるようで、餌の食いつきも悪くなります。

昨日はそんな中、食べさせようとしたら、ブランケットを巻いた時点で嘔吐。
午前中食べた分を大方吐いてしまいました。

2015年10月2日金曜日

強制給餌の保定の仕方・うちの場合

これはたぶん、猫が100匹いれば100通りのやり方があるので、参考程度に。

最初はよくネットに獣医さんが紹介されているように、左手で両耳をぎゅっと持って上を向けて、、、、
とやってましたが、女性の手の大きさと力だと、両耳持つのは無理でした。
しかもうちの猫は頑固一徹。

嫌なものは絶対嫌!!!!

首を左右に振って、どうにかして手を振りほどいてやろうと必死です。

2015年10月1日木曜日

シリンジの扱い方:握り方ひとつで強制給餌の作業効率が変わります

普通注射器って人差し指と中指で外筒(メモリのついてるシリンジ本体)を持って、親指で内筒(押し子)を押し込むってイメージですよね?

これって、1mLとか小さいシリンジの時はいいですが、大きなシリンジはこれではいつまでたっても吸い上げも終わらないし、押し出しにも力が要ってそのうち腱鞘炎になってしまいます。

2015年9月30日水曜日

強制給餌を成功させる道具

前述のとおり、腎不全の診断を受けて食事摂取が出来なくなったとき、獣医さんからは強制給餌の指示をいただきました。

こちらも最初は強制給餌の素人なので、猫にとっても、この飼い主は自分を羽交い絞めにして口にけったいなものを押し込んで、無理やり何やらよくわからないものを入れるのか?と思っていたに違いないです。

ネットでいろいろハウツー画像とか、経験談とか見ましたが、そんなにうまくいかないよ~。
うちの猫は頑固一徹で嫌なものは絶対嫌!!!
え~わかんないうちに食べちゃった♡みたいなことは絶対ありません。

2015年9月29日火曜日

マレーシア移転後から現在まで

猫たち、6月に遠路はるばるマレーシアまでやってきました。
現在18歳の腎不全猫を筆頭に17歳、13歳、3匹+人間2人で暮らしています。

7時間あまりの飛行機旅、マレーシアでの国内線乗り継ぎもあり、家から家までは17時間。
本当にお疲れさまだったと思います。

2015年9月28日月曜日

最初のハードル

最初に具合が悪いのに気づいたのは、冬場、お気に入りのファンヒーターの上に上がろうとして、ジャンプがうまくできていないのを目撃した時でした。

その後、よく行動を観察すると、餌(ドライ)は口に入れるが咀嚼できず、口をパクパクしているうちにこぼす、の繰り返し。
水も水容器の水面すれすれで口をパクパクしているだけで飲んでない。。。。

2015年9月26日土曜日

はじめに

動物愛護センターから引き取ってきて早18年。
5~6年前に突然段差が上がれなくなり、獣医さんに連れて行ったら、腎不全との診断。。

その後数度の危機的状況を乗り切りながら今までやってきました。

いろいろな腎不全猫ブログを拝見すると、同じような症状で、数日後に息絶えてしまった記事が多く、あきらめそうになること多々ありました。

でも、うちの猫が本当にその猫ちゃんと同じほど悪いとは限らない!

もうだめかも、と思っても、まだまだやれることはある!

私が他の方のブログ等を頼りに乗り切ってきた大波小波が同じように腎不全猫ちゃんのケアに悩まれている方たちのお役に立てればと思います。