2015年10月2日金曜日

強制給餌の保定の仕方・うちの場合

これはたぶん、猫が100匹いれば100通りのやり方があるので、参考程度に。

最初はよくネットに獣医さんが紹介されているように、左手で両耳をぎゅっと持って上を向けて、、、、
とやってましたが、女性の手の大きさと力だと、両耳持つのは無理でした。
しかもうちの猫は頑固一徹。

嫌なものは絶対嫌!!!!

首を左右に振って、どうにかして手を振りほどいてやろうと必死です。



しかも、今は猫をブランケットでくるんでいるので大丈夫ですが、強制給餌はじめたての頃はノーガードでやっていたので、生傷が本当に絶えず(涙)。。。。

で、結局我々のスタイルは向かい合わせに座って両足の間に猫を収めて、退路を断ち、左手で右耳のみを持つ、というところに落ち着きました。

これなら、私でも振りほどかれないようにぎゅっと持てます。

そして、副次効果として、手のひらで猫のほっぺをガードできるのでいやいやと、首を振っても半分しか振れないので、結果として、シリンジを入れるのに非常に安定しました。

そして、カテーテルチップシリンジは左の牙の後ろからねじ込んで、口の奥めがけて2~3mLずつ注入。

1回ずつシリンジは取り出して、ごくん、と飲み込んだのを確認して次。

ここで焦ると、口の中であふれます。

調子が良い時は30mLくらいいけます。
ダメな時は最初の1プッシュで食道の入口まで行きかけた餌をわざわざ、んがんが言いながら
口先によだれとともに出してきます。

こうなると、もうだめなので、深追いせず、終了。またあとで。

人間がいらついていると、猫も食べる気が失せるようなので、テンション高めに、美味しいね~、いっぱい食べれるね~とポジティブな感じで(結構疲れます)。

最後は口の周りをきれいにして終了。

現在、自力摂食と強制給餌を平行していますが、自力で食べた後は顔を洗うのに、強制で食べさせた後は、くちをもぐもぐさせて、口腔内の残渣を処理はしますが、顔は洗わないみたい。

なので、強制給餌の後は口周りをきれいにしてあげないと、だんだん臭ってきますし、潰瘍とかの原因になってしまいます。

特に脱水が強い時は口のネバつきもあるので、外側の歯茎あたりまでふき取ると、気分もよさそうです。

昨日の摂食
ドライ(自力)9g、ウェット(強制)55g