2015年10月22日木曜日

今までの検査値の推移

今日は猫の検査値の推移についてです。
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最初の診断が2010年冬。
その次具合が悪くなったのが2013年9月。
直近は2014年の3月。
飲食できなくなったのに気づいて慌てて病院へ。
獣医さんも飼い主もちょっとあきらめかけましたが、10か月後には体重3kg台に!

しばらく、全快とは言えないながらも安定し、旦那さんの転勤で、この6月にマレーシアへ。
8月に体調を崩して入院し、その後も強制給餌は続き、9月上旬に体重2kgを切るものの、現在は少し持ち直し、自力摂食できるようになっています。

猫の腎不全の状態としてはステージ2に該当するでしょうか?
まだまだ、腎臓は末期では無いにもかかわらず、時々飲食拒否→全身状態悪化をきたしています。

今回(8月~9月)にかけての体調不良は、今までで最悪で、強制給餌も拒否、体臭、口臭もひどく、
がりがりにやせてしまい体重は2kgを切ってしまいました。
本当にダメかと思いましたが、なんとか、命の危機は乗り切りました。

検査値に頼りすぎるのは危険ですが、検査値を見る限り、今回は腎機能はそれほど悪化しておらず、何らかの感染症(見た目には無症状)により全身状態が悪化していたのがわかります。
つまりは感染症を克服すれば、短期的に命を失う状況ではないのです。

命あるものはすべて寿命があります。
現在の動物医療ではどうにもならないこともたくさんありますが、この猫に関していえば、今が寿命では無かったのです。
感染症や食欲を克服し、自身の意思で命の炎を燃やし続けています。
飼い主があきらめてしまえば、猫の人生はそこまでです。
餌を拒絶されたり、吐くたびによろけたり、見ているだけでもつらく、心折れることもありますが、最期の日を迎えるまで、猫を支えていきたいと思います。


昨日の摂食量
ドライ(自力)35g

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